給水タンクの設計耐用年数は15年です。 また、製造物責任法(PL法)規定では責任期間は10年と定められています。 しかし、水道法などで定められている定期的な保守点検・清掃を実行していただければ、寿命ほもっと延びます。 いまでも、設置後30年を経ても貯水機能を維持している給水タンクが多数あります。
給水タンクの維持管理に関しては、水道法等で有効容量10立方メートルを超える施設については、1年以内ごとに1回の定期的な保守点検、清掃が義務付けられています。また、2002年4月から水道改正法で有効容量10立方メートル以下の給水タンクにも、1年以内ごとに1回の定期的な保守点検・清掃が義務付けられるなどの規制内容が市町村の条例に盛り込まれる予定です。
人の健康・安全を確保するためには、維持管理義務の有無に拘わらず、全ての給水タンクに関して、当然定期的な保守点検が必要となります。
給水タンクの維持管理は、水質の汚染による危険から身を守り、利用者へ安定供給するための重要な義務です。
参考:日本給水タンク工業会(http://www.kyuusui-tank.jp/ijikanri.html)